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公益財団法人 富本奨学会(以下、当財団という)は、1944年以来一貫して絶縁関連の事業に打ち込み、省エネルギー・省資源の推進に全力を捧げた、明星工業株式会社(東京証券取引所第1部上場)の創始者 富本信太郎氏の意により、私財を投じて昭和61年2月27日に設立されました。
戦後、我が国は目覚しい高度成長を成し遂げ、特に近年の高度技術開発の進展には目を見張るものがあります。
社業を通して、こうした科学技術開発の恩恵に浴した同氏は、次代の日本を担う優秀な人材の育成に寄与したいと情熱を燃やしました。
最後に、設立趣意書に記載されている次の言葉を、ご紹介します。
「近年、国民は押しなべて豊かさを増してきましたが、中には、経済的な事情によって進学の機会を失う不幸な青少年の数も少なくありません。ここに公益財団法人 富本奨学会を設立する由縁は、育英事業を推進して、優れた素質と強い向学心を持つ青少年に勉学と自己練磨の機会を与え、社会に有用な人材を育成したいと考えるからであります。」
当財団の設立者である富本信太郎氏の略歴は、次のとおりです。